光るサメ

発光するサメの謎、仕組みを解明

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 矛盾したことのように聞こえるかもしれないが、ツラナガコビトザメは暗い海の中で、発光することで身を隠しているという、新たな研究結果が発表された。

(ナショナルジオグラフィックより)



皆さんはきっと御存知の通り、まだギリギリ光の届くような深海では自分の身を隠す手段として「カウンターシェーディング」という手法を取る生き物が沢山います。
この手段は他の生物が下から見上げた時、逆光の中映る影として認識されないように、自らを発光することによって逆光に紛れるという、まさに「光に隠れる」技なのです。

代表的なカウンターシェーディングを行う生物を上げるとテンガンムネエソとかハダカイワシ辺りでしょうか。どちらも腹部に発光器を持っていて、それを使って光に隠れてます。

ただ、実はこのカウンターシェーディング、深海生物の特権ではまるでなくて、水面近くの魚もこの技を使ってます。
例えばイワシ。発光しないじゃんと思うかもしれませんが、光ることだけが唯一の手段ではないのです。
彼らの体は上部が黒で腹は銀。つまり!上からは深い海の黒に紛れてしまい、下からは太陽光を反射してきらめく銀色の腹で隠れることができるのです!
自ら光らなくても立派にカウンターシェーディングしてます。

というわけで色々な生物が、「隠れる為に光で目立つ」ことをやっているんですね。



でも、サメも発光する種がいるのは少々意外でした。ただの先入観ですが、軟骨魚類は発光しなさそうなイメージだったので。

ちなみにこの記事はどういう発光制御しているのかとその理由がわかったよ、っていう記事、であっているに違いないです。
今俺は、透き通った琥珀色の飲めば飲むほど気分が高まりなんでも出来る気になる素敵な飲み物、通称梅酒を飲んでいるのでどうも判断が曖昧なのです。
きっとそういう記事であることを信じてます。

とにかく、発光するサメの中でもカラスザメが中々細かく発光を制御できるみたいですね。

特に異性に対してのコミュニケーション能力には目をみはるものがありますね!だって部分を特定して光らせることができるんですよ!?
しかも性器のみとか!

これを人間に例えると、それはもう素敵なエレクトリカルパr(やわらかいなにかはお子様も楽しめる健全なブログを目指しています)


はい、今回の記事で面白いところは

 サメの発光制御の仕組みは明らかになったが、サメの体内に存在するどの物質が発光しているのかはいまだに不明だ。研究チームは目下この点の解明に取り組んでいる。発光する動物の多くは細菌の力で光っているが、今のところサメの発光器官はそうではないように思えると、マレフェ氏は話す。また、ほかの生物の発光に見られる化学物質でもないという。



この部分だと個人的には思いますよ。
さっきは色々な生物が発光してますよーと言いましたが、光り方はその中でも大変大きくわけて二つになります。
一つは体内に共生させている細菌などに光って貰う方法。
もう一つは自ら化学物質を作って発光する方法。
ちなみに、前者の場合が多いみたいですよ。
しかし、サメの発光はどちらにも当てはまらないのではないか、というお話です。

じゃあなんだよ!という話になりますが、そこはまだわからないので今後のお楽しみということでしょうか。

でも、実際その2つ以外でってなると想像付きませんよね。
・・・あー、蓄光、とか?
太陽の光と!そして他の生物の光を受けて!今放たれる安らぎのぼんやり発光。メスも精神の安らぎによりイチコロです。

あ、これなら人間に蓄光塗料塗りたくればできるじゃん。
ということは彼らのコミュニケーションから学び、アレに塗ってそれはもう素敵なエレクトリカルパr(やわらかいなにかは子供も楽しめる健全なブログを目指しています)

2012年05月11日 | 生物 | トラックバック:0 | コメント:0

ペンダントトップを作ってもらった

久しぶりの更新だというのに、今日はただの自慢です。



実は最近、シルバーアクセがちょこっと好きでして。
いきなり何、突然中二病とか高二病こじらせてんの?とか思うかもしれないですが、今までそういうのに全く興味がなかった人間なんで、今さらになってそんな思春期がおっついてきたんですよ!きっと。

と言ってもペンダントくらいしか付けないので、ペンダントトップとかを物色したりするんですがこれが中々お眼鏡に叶うものがないんです。

何と言っても、中二病こじらすもっと前から軟体生物好きこじらせてる人間ですからね。

「タコがねぇ!」とか「イカがねぇ!」とか無茶な注文しまくって結局買えないのです。

そんなこんなで、全然ペンダントの種類も増えるわけもなく、何となくモヤモヤした日々だったんですが、ふと思ったんですよ。
「作ってもらえばいいじゃん」
って。

そんなこんなで、仲がそこそこ良いシルバー屋の店長に模写系が得意なご友人を紹介してもらって、1ヶ月ほど念密な打合せのもとオリジナルのシルバーペンダントを作成してもらったのです。

それがこちら!

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アオミノウミウシさんです。
前々から思っていんたんです。アオミノウミウシはデザインが素晴らしいと。
これならアクセサリーにしても全く問題無いに違いない!例え問題あっても気にならないレベルだと!多分、大丈夫なんじゃないかなと。

実際チェーン通すとこんな感じ。


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ほら!すごくアクセサリーっぽい!
遠目から見ると何だかよくわからないでしょ?ね?

どう見てもウミウシって思う人もいるかもしれませんが、それはこの画像が大きいからですよ。もしくは何見てもウミウシに見えるウミウシシンドローム患者だからですよ。








画像を小さくするとほら!



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いやあ、やっぱりよくはわからないオサレ気味なアイテムだわー。全く問題ないわー。

なんでこんなに必死かというと、多分今後メインで使うからです。ぱっと見ても引かれないと思いたいのです。
ちなみに。万が一普通の人に「これ何?」って聞かれたら、「空想の生き物らしいよ」って答えます。



さて、作ってもらったのはこれだけではありません。


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コウモリダコも作ってもらいました。
なんでそのチョイスかって?俺が聞きたいわ!気がついたら頼んでたんだよ!
本当はアオミノウミウシだけ頼もうと思ってたんですが、何というか、ノリで。ネタ要員が欲しくなったというか。

しかも目の部分にはほんのり贅沢にアクアマリンが使われています。
そのせいでアオミノウミウシより高くなってます。どこで間違えたんだろう。

しかしネタ要員といえど、作りこみはきっちりしてます。
何せ

店主「こんな感じでどうでしょう?(サンプルを見せながら)」

俺「そうですね。駄目ですね。基本的には胴体は袋状でそこに頭がくっついてるのがイカやタコの特徴ですコウモリダコは半分くらい袋の縁と頭の境目くっついちゃって境目がない生物ですがもう半分は隙間があるのでその辺りが全然足りないのとその胴体からはみ出しているはずの漏斗がないのは全く論外と(中略)とりあえず、DVD貸すので見てください」

という風にリテイク出しまくりの最高に面倒くさい客をやってましたからね!今となっては本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです!!

おかげで凝った代物ができましたよ。

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しかし、こうやって実際にチェーン通してみると意外と普通に使えnやっぱ駄目だな

コウモリダコ知っているっていうのもありますが、にじみ出るコウモリダコっぷりがすごくてつけるのに勇気がいります。
なんかもうおしゃれとかどうでも良い時につけたいですね!


とまあ、ただの自慢でした。
この二つでおおよそ3万円ほど飛んでいきましたが、後悔はしていません。
むしろフルオーダーメイドで3万円ってお友達価格が効いてるのかしらってくらいなので、お得と考えるのが筋ですよ。うん。

ちなみに、

<林檎屋>

こちらの店主さんに作ってもらいました。普段はゆるかわなアクセサリー作ってらっしゃいます。
無茶なお願いを聞いてくれてありがとうございました。
いつかゆるかわな深海生物アクセを作ってもらってそれをいつか出来る彼女に渡し、そして殴られるのが夢です。

2012年04月24日 | 雑記 | トラックバック:0 | コメント:2

「深海と深海生物」レビュー

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著者:(記載なし)
出版社:ナツメ社
刊行:2012年3月
価格:2000円(税別)

・傾向バランス
啓蒙書―◯―――専門書
絵・写真―――◯―文章

・オススメ度 ☆☆☆


◯この本について
皆さんは深海好きですか?
こんなヘンチクリンなブログに足を運ぶからにはきっと好きだと思います。好きなはずです。深海という非常に大雑把なジャンルの中で、一体何が好きでしょうか。
俺は胸を張って「深海生物」が好きだ!と言いますが、人によっては深海へ行ける調査船が好きだ、深海という未知なる環境が好きだ、深海底にあるプレート、マントルなどの地学的要素が好きだ、などなど様々な「好き」が出てくると思います。
しかし中には、まだそんなに詳しくないから何が好きかとは言えない、という人もいると思います。そんなあなたにオススメな一冊がこれ。

一言でこの本を表すなら「深海総合本」という感じでしょうか。
深海という環境。深海の調査。そして深海生物について。様々な観点から深海を語る本です。それぞれの要素のどれかに偏りすぎることなく書かれているので、オールマイティに深海の知識を取り入れられます。まあ、はっきりきっぱり言ってしまうと、深海に関しての知識が少ない人向けの本ですね。
何故かというと、この手の総合本の悲しい性として、それぞれの要素が中途半端になりがちというものがありまして。正直、詳しく情報が欲しいならそれぞれその情報に特化した本を買ったほうが良いのです。
しかし、普通の人はそんな専門性が高そうな本を何冊も買うのはハードルが高い!深海生物も!深海の環境も!何もかんも安く知りたいんじゃ!というわがままな要求に答えてくれるナイスな一冊なのです。


◯内容
さて、この本のように深海に関しての総合的な本はいくつかあるのですが、この本が他の総合本と比べて特徴があるのが構成です。

巻頭特集:深海への挑戦
第1部:海のなりたちと役割
第2部:深海と深海底
第3部:深海生物の世界
巻末付録:海洋調査研究とJAMSTEC

か、巻頭特集と巻末付録があるんですけど・・・!?
この本、雑誌じゃないですよ。ムック(※)でもないです。普通の書籍です。普通の書籍なのに巻頭特集と巻末付録があるのは中々お目にかかれない気がします。ナツメ社の本はこれが普通なんでしょうか。
(※ムックとは、雑誌と書籍の中間みたいなやつです。本屋の雑誌のコーナーにある、雑誌っぽいけど定期刊行してないやつとか、特集まとめただけのやつとかがそれです)

ちなみに、巻頭特集と巻末付録はJAMSTEC全開の内容になってます。巻頭特集の方はJAMSTECスタッフのインタビュー&仕事内容紹介。巻末付録の方はJAMSTECの調査機器紹介。全体から見ると大して分量はさかれてはいないのですが、こういうものが載っているところが非常にムックっぽいです。

全250ページほどで、色々第何部と分かれているものの大きく「環境の説明」と「生物の説明」にわかれています。
割いてるページ数はそれぞれで半分ずつといったところ。

内容的には、環境の説明の方は良い意味でムックっぽいものになっており、文字が多くなって興味がないとハードルが高くなりがちな説明文に、図を多く使ったり、ちょっとわきにそれたトピックが配置したりと読みやすさが工夫されています。
説明も深海とか関係なく海全般の説明から入るので、海の科学を知らない人も安心して深海の環境を学べるのが好印象でしょうか。
深海生物紹介の方は悪い意味でムックっぽいものになっていて、既存の写真を引っ張ってきたりJAMSTEC保有の映像から切り抜いてきたりしているようなので、どこかで見たことのある写真が多くかつ写真に統一感がないために安っぽく見えます。
一応綺麗な写真が多めだということと、紹介している生物の数がそこそこ多いのが救いでしょうか。
ちなみに生物の説明文はないよりはマシレベルです。


◯総評
豪華なムック。
一言で表すとそんな感じでしょうか。この本を読んでいると本当に書籍と言うよりはムックを読んでる感じがするのです。
中々この感じが伝えにくくてもどかしいのですが、とにかくムックなのですぞ。
ただ、悪い意味だけで言っているのではなく読みやすいというメリットがあるのは前述した通りです。生物の方は残念と言いたいレベルではありますが、この手のものをあまり読まない人には十分かもしれませんね。まあ、良いことに越したことはないので、やっぱり残念と言っておきますが。
あと、やっぱりこの本も深海総合本のご多分に漏れず環境に関しても生物に関しても内容としては浅いと言わざるを得ません。
なので、この本は深い知識をまだ持っていない、深海というものに興味を持ち始めた人が読むとイイんじゃないかなーと思う次第です。中々難しいターゲット層ですが。
もう深海の本なんて自分が好きなジャンルに偏らせて持ってるよ!って人は手を出さないほうが吉。
深海という名前が付くだけで何故か買ってしまう病の人は言うまでもないですよね。一緒に楽しく病んでいきましょう。

2012年03月30日 | | トラックバック:0 | コメント:0

ダイオウホウズキイカのどデカイ眼

巨大イカ、目玉は極度の遠視

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 巨大イカとして知られるダイオウホウズキイカやダイオウイカの目玉は、バスケットボールほどの大きさがある。他の大型動物の2〜3倍というサイズだが、視界はあまり良くないことが判明した。

(ナショナルジオグラフィックより)




イカの目は他の海洋動物と比べても大きく発達していることが知られています。
仕組みとしては人間みたいなレンズを用いた眼球を持ってて、その視力はコウイカで0.6くらいはあるんじゃないかと言われているくらいです。
だから、目のサイズも体に比べると大きいのがイカとタコの特徴だったりします。

なんか大したことないように聞こえますけど、海の生物でここまでの視力を持っている生物って中々いないんですよ。

そして、そんな大きな目を持つイカ達がそのまま大きくなったようなダイオウイカとダイオウホウズキイカ。
それはもう視力が10.0とかでもおかしくないと思いきや、意外と視力は悪いみたいです。

悪い、というより遠視というのが正しいみたいですが。
そもそも彼らはレンズを持っていますがピント調節の機能に乏しいので、ダイオウホウズキイカたちは遠くの方にピントがあわせてある状態の目を持っている、ということなのかな?

余談ですが、イカの脳は視力などに関わる部分が発達していて目による認識能力も高いと言われています。まあ、これは比較的浅いところにいるイカたちの話なので、深海性のイカがどうかはよくわかりません。
もしかしたら、その辺りの脳も退化してしまっていたりするのでしょうかね。
オスとオスで交尾する種族もいるくらいだし。


あとこの記事で面白いのはここですね

 データによると、オレンジ以上の大きさに目玉が発達しても、深海での視界には役立たないという。この結論は、深海に生息する他の動物の眼からも裏付けられるだろう。



うむ。何のデータかもよくわからないし、理由も全然わからないですが目が大きいというだけではあまりメリットがないんでしょうか。
でもオレンジ以上のサイズの目を持っている生物なんてイカの他にいるんですかね。

ついでに

「このイカと同程度のサイズの生物もいるが、目玉はそれほど大きくない。“深海の暗闇でよく見えるため”という推論は的外れだった」とニルソン氏は述べる。



うむ。同サイズの全然別の生き物と比べることにどれだけの価値があるのかよくわかりません!他の深海性のイカと比べてどうとかじゃないんだ。
いや、深海性のイカと比べていっているに違いない。

何だか心のモヤモヤは増したきがしますが、ダイオウホウズキイカについての研究はこれからで色々わかったくると思うので、いずれ何かで解説されることを願っています。

2012年03月21日 | 深海 | トラックバック:0 | コメント:0

ボトルウォッチング「深海の生き物」プチレポ

葛西臨海水族園で深海ボトルウォッチングなるものを開催すると聞き、
早速行って来ましたよ!
と言っても第二回ボトルウォッチングみたいなので、第一回目をみすみす見逃してしまった模様です。

なにはともあれ何とか第二回目には間に合ったことを喜びましょう!
ほら、事前情報見ればとっても期待・・・


内容
 当園の調査で採集された貴重な深海生物の生体・標本展示のほか、特殊な水槽を使った加圧実験や水深1,000mの水温の疑似体験をおこないます。標本には実際に触ることもできます!



うん、しょぼそう。
葛西臨海水族園だしね。過度の期待は禁物ですよね。
いや、葛西臨海水族園が嫌いなわけじゃないんですが、この水族園は値段にしろ内容にしろすごく庶民的というか慎ましいというか地味というか。いや今のは褒め言葉なんですけど。

しかもトップページにこのイベントの事が載ってないときたもんだ。本当にやるの!?ねえやるの!?と思ってたら催し物の項目を遡ったところに一応書いてあるという・・・こう、もう少しアピールしようよ。だから地味なんだよ。いやそれが良いといえば良いんだけど。

とにかく、あそこで求めるは地味な感動だと思うので過度な期待はしないで行きましたよ。



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入園すると直ぐにイベント会場。
入ると案の定慎ましいスペースでボトルウォッチングが開催されておりました。
客が歩けるスペースだけで言えば、8畳くらい?

その中で展示されているものは

一つが標本の展示。

何と、この標本は生のままです

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暗くて見えにくいですが、

・ラブカ
・ミツクリザメ
・メンダコ
・アカグツ

が展示されていて、写真外ではホウボウとか何かのアンコウ(興味がない)がいましたよ。

てっきりプラスティネーションとかされてる標本を触れるのかと思ったら、まさかの生。
この展示の周辺は大変魚臭かったです。
せっかくなので思うだけ触って来ましたよ。

ラブカは、表面は鮫肌、体ブヨブヨ。歯は見た目以上にしっかりしてて、触るとこちらの皮膚が切れそうな感じでした。

ミツクリザメはとりあえず、口の開閉機構を確認。うん、死んでるから動かしづらい。
表面は鮫肌ではなくつるつるした印象。体は寒天で出来てんのかこれってくらいブヨブヨでした。

メンダコは、画像中央やや左に位置する何かが潰れたようになってる何かですね。
これを生のまま展示した勇気を讃えたい。最初は濡れたビニール袋が混じってるのかと思ったわ。
ホントゼリーじゃないかと思うレベルの柔らかさなんですが、手に持ってみるとしっかり形状を維持してくれます。
特に足の部分は普通のタコのような弾力を持っていて、ここだけはタコならではの力強さをほのかに感じさせてくれています。ちなみにちゃんと吸盤があるんですが、死んでいるのでどの程度機能するかは謎。気になります。

その他のは特に触ってないです。ええ、基本的には硬骨魚に興味はない。


もう一つは生体展示。

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ウミグモとアカザエビね。フゥ!全然興味がねぇ!!
興味のある人にはスタッフのかたが丁寧に説明をしてくれていましたよ。

ちなみに葛西臨海水族園では深海コーナーも一応あるので生体展示はそちらを見ても面白いかもしれません。
サケビクニンがいますよ、サケビクニン。やわらかい生物でかわいいですよね。ザラビクニンと混同しまくりで困る憎いヤツです。他に何がいるかは忘れました。(注:昨日行ってきたばかりです)


あとはホルマリン漬け的な標本の展示ですね。そうそう、標本といえばこっちかプラスティネーションのやつだよね。

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内容的には、フゥ!全然興味がねぇ!

ホルマリン漬け的なやつは軟体生物が可哀想なくらい原型を留めてくれないので悲しくなります。
ちなみにこちらも興味がある人には懇切丁寧にスタッフの方が説明してました。


あとは水圧実験ですね。

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フゥ!全然興(以下略)
何回JAMSTECで見たり参加したりしたのかわからないので、今回は自重です。


といった感じで、予想通り小規模で慎ましく行われていたこのボトルウォッチングですが、お客さんは結構集まっていて盛況な様子でした。

内容的には、多少はやはり物足りなさは感じなくはないですが、メンダコ触れただけで俺はもう満足です。お腹いっぱいです。触ったときは感動した!!葛西臨海水族園らしく地味に感動した!!
生の標本に触れる機会が得られただけでもなかなか無い大きな収穫だったので、是非、またこういうイベントをやってほしいですね。今度は標本のタッチ中心に。己の欲望全開で言いますけど。

2012年03月13日 | 深海 | トラックバック:0 | コメント:0

エチゼンクラゲの故郷


エチゼンクラゲは中国・黄海で発生

夏季に日本海で大量に出現して漁業者らを困らせる大型クラゲ(エチゼンクラゲ)は、中国の黄海域が発生源であることが、水産総合研究センターの調査で明らかになった。

(サイエンスポータルより)



毎年毎年大量発生してくれては、その巨体で網を破ったり、毒で魚の価値下げてくれたりと大活躍のエチゼンクラゲさん。
実は今までどこで大量に生まれているのかはっきりとしていなかったんですが、ついに!発生源が特定されたのです!
ああ!!科学の進歩って素晴らしい!!


まあ、科学の進歩というか、渉外の進歩って感じな気もしますが。

というのも、エチゼンクラゲの発生源については前から黄海域であることが予測されていたのですが、中国側があまり協力的じゃなかったのか調査があまり進んでおらず、特定には至っていなかったみたいです。

それが今回、中国水産科学研究院なるところの協力などを得てちゃんと調査したみたいなのです。
そして、やっぱり黄海で発生しているんだなということがわかったと。

正直、記事のタイトルだけ見ると「今更何言ってんだこいつ」って感じがしなくもないのが悲しい。
意外と大きな一歩かもしれないのに。

何故大きな一歩だと思うかというと、未だに大量発生の原因はわかってないっぽいから
今までブラックボックス的な海域だったらしいので、その辺りの原因特定がわからず何も手を打てずに日本に大量漂流してくれていたのですがこれを機に研究が進めば、発生源がわかって更に大量発生の原因まで特定できて、対策も立てれて日本の漁業の被害も少なくなるってもんですよ。きっと。

と言っても、対策立てる前に日本でエチゼンクラゲが発生するようになったらどうしようもない気もしますが。
死滅回遊(プランクトンでもこういうのか?)を繰り返して、日本沿岸を繁殖地とできるように適応したら元も子もないね!
実際日本でポリプ(クラゲの子供みたいなもん)が確認されたとかいう記述をどっかで見たような見てないような。

ちなみに、大量発生の原因として考えられているのは、海域の富栄養化だと考えられてます。
一言でざっくり適当に言うと、海汚しすぎ。
プランクトンがいっぱいいるからクラゲさんも餌に困らなくなるんですな。
で、エチゼンクラゲの発生場所はイメージ的には環境汚染の最前線中国ですから。


原因、特定できても対策ができるようになるのは遠い未来の話かなー・・・
むしろ大量発生の原因が別のところにあると良いね。まあ、ほぼ富栄養化で間違いなさそうなんだけど。

2012年02月27日 | 生物 | トラックバック:0 | コメント:0

擬態の王様ミミックオクトパスの擬態

擬態の擬態? 物まねダコをまねる魚


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ゼブラオクトパス(ミミックオクトパス)は、ミノカサゴ、エビ、カニのほか、10種類以上の生物に擬態できる“物まね名人”だ。しかしこのほど、一枚上手が現れた。インドネシアの海に生息するアゴアマダイの仲間が、この物まねダコに擬態する様子が撮影されたのだ。

(ナショナルジオグラフィックより)




上の写真だと見辛くてわかりにくいと思うので、是非リンクを踏んで元記事の拡大画像を御覧ください。



・・・わかりましたか?
俺にはよくわかりません。

どれかは何となくわかったけど、何だかよくわかりません!
画像が荒くて何とも言えません。
多分、動画で見ると納得できるものなんでしょうね。

というわけで、恐らく、ミミックオクトパスの足の一つとして擬態しているであろうアゴアマダイという魚。
普段は岩陰や岩の隙間などに身を隠して生活している魚らしいですが、撮影された動画の中では大海原(の海底)をミミックオクトパスにひっついて泳いでいたそうな。
その様子がまるで足の一つに擬態しているかのように見えている為、こんなニュースになってるわけですね。

また、このミミックオクトパスが擬態が得意なタコとして有名なことであるのもこのニュースを面白くしている要素の一つですね。

タコやイカが自分の体色を変えたりして擬態する能力を持っているのは、きっとここを見に来る皆さんなら知っていることでしょう。
よく知らないなら、この辺りの記事を読むと何となくわかったりよくわからなかったりします。

しかし、ミミックオクトパスの擬態はただ単純に体色を変えたりするだけではなく、「他の生物の形で擬態する」という特徴を持っていることが大きな特徴なんです。
擬態する生物に関しても様々で、ナショジオの記事の中では

・ミノカサゴ、エビ、カニのほか、10種類以上の生物に擬態できる

とありますね。ミノカサゴ、エビ、カニの他にはエイとかイソギンチャクとかカレイとかにも擬態するまさに海のルパンな生物なのです。
どんな感じかは動画見たほうが早いですね。



特にカサゴの擬態が好きですね。
「お前よくこれをカサゴって判断したな」
って見るたびに突っ込めるのが好きです。


さて、話を元に戻しましょう。
そんな擬態が大の得意なミミックオクトパス(の足)に擬態するというユニークな生態にユニークな生態を重ねて一躍有名になったアゴアマダイですが、まだ本当に擬態するような生態を持っているのかというのは判断がついてないみたいです。

当然といえば当然ですけどね。
今回が初めて確認された事例ですし、他の個体がやっているような様子もない。
そもそもこのアゴアマダイの仲間が新種じゃないのかという疑問もあったりするので、真相はまだまだ深い闇の奥。

でも、このアゴアマダイの擬態行動が偶発的なものじゃないとしたら興味深いですよね。
まず、アゴアマダイはミミックオクトパスに捕食されないのかという疑問が出てきます。
今回撮影された動画に関しては、ミミックオクトパスが気づいてる様子がないとのことでしたが気づいていたらどうなっていたのかが非常に気になるところです。
もし気づいても何もしないのであれば、ミミックオクトパス側にも何らかのメリットがあってもおかしくないですよね。わざわざ運んでやってるからには。
メリットがないならないで、なんで大人しく運んでやってるのか。

まだまだ真相が深い闇の奥にあるうちに、色々妄想したり考えたりして遊ぶとしましょう。
ある意味、今しかできないことですからね!

2012年02月14日 | 生物 | トラックバック:0 | コメント:0

トラフザメが処女懐胎

ホテルのサメが4年連続“処女懐胎”

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 ドバイの豪華ホテル、ブルジュ・アル・アラブにあるレストランの水槽で暮らすメスのトラフザメが、4年連続で“処女懐胎”(単為生殖)を果たした。海洋生物学者のデイビッド・ロビンソン(David Robinson)氏によると、このようなサメは記録にないという。

(ナショナルジオグラフィックより)




初めに書いておきますが、サメは有性生殖です。
オスとメスがあんなことやこんなことを行なって子供を産みます。

よって、メス一匹だけだと子供は産めません。

人間もそうですよね。女性一人ではどう頑張っても子供は授かれません。
人間で出来るのはキリストの母親くらいです。そもそも彼は単為生殖で生まれてきたくせに、メスですらないとはどういう、いや、染色体は改めて構成されt・・・
うん、止めようか。宗教関係はガチで怒られそうだからね。

というわけで、本来ならイエスな奇跡が起こらない限り子供が生まれない環境で、もう何度も卵を生んでいるサメがいるそうな。

しかし、このサメだけしか起こらないのかといえばそうではなく、過去にも他のサメで何回か報告があったりします。
このブログでも2回くらい話題にしましたよ。

昔の記事→ サメの単為生殖  サメが一匹だったはずなのに

4,5年前に第一例(?)が出て、今ではもう他の例が幾つか見つかった上に、4年連続で単為生殖してるサメすらいるっていうのが驚きです。
そもそも、このトラフザメが単為生殖したのを初めて確認した時って、シュモクザメの単為生殖を確認したのと似たような時期なんですね。
誰か何か仕組んでるんでしょうか。神的な何かが。

「ぼちぼち人類に解禁しとくか」

みたいな感じで。どうせならもっとすごいことを解禁してください。いや、これも十分すごいことではあるんですが。

ともかくこれでメジロザメ目だけでなくテンジクザメ目のサメも単為生殖を確認できたので、状況さえ整えばあらゆるサメが単為生殖できそうな気配。

さすがにその機能をオミットしてあるサメもいるでしょうけど、それでも単為生殖できるサメは少なくない、のかもしれません。



個人的に気になるのは、エイはどうなのかなぁということです。
サメはわかりましたが、同じ軟骨魚類のエイはどうなってるのかが超気になります。
といっても、、外洋性で更に遊泳性とかならまだしも、河口付近に生息してるエイだと水の濁りとかで生態研究自体が進まない的なことを聞いたことがあるので、それ以前の問題なのでしょうか。
まあ、この知識自体うろ覚えですが。

とにかく、このサメの単為生殖の話はここ数年で結構前進してるように、ニュース見る限りでは見えるのでこれからも頑張って欲しいものですね!

2012年01月30日 | 生物 | トラックバック:0 | コメント:0