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「ふしぎな深海魚」レビュー

fushigi_sinkai.jpg


タイトル:ふしぎな深海魚
著者:北村 雄一
刊行:2012年10月
価格:2300円(税抜き)

・傾向バランス
啓蒙書◯――――専門書
絵・写真◯――――文章

・オススメ度 ☆☆☆★★


◯この本について
私にはまだ子供はいませんが自分が子供だった時代を鑑みるに、人は子には何かを継がしたいという欲求があるに違いありません。
それは自分の生き方、技術、知識、思想、理想などなど人によって様々あると思います。自分が受け継ぎ培ったものを、次の世代に伝え、継がし、繋げていきたい。
お子さんがいる方、どうでしょう、そんなことありませんか?
あるでしょう、そうでしょう。伝えていきたいでしょう、深海生物のことを。

そんなあなたにこの一冊。

◯内容
完全に児童向けの深海生物本です。
対象年齢としては、小学生低学年~中学年くらいだと思います。

深海生物の絵が所狭しと書かれており、隅のほうにその深度の特徴、そこに住む生物の特徴などを大変わかりやすく、小さな子供が理解できるように書かれています。
図鑑というよりは、絵本と言ったほうがこの本の表現として近いような印象を受けるような構成です。

fushigi_sinkai_naka.jpg
(本当は上下にもう少し広いです。画像はカットしてます)

基本的に全編この構成で、全35ページ。
出てくる生物は23種。
それで2300円(税抜)。

児童書って高いんですよ?知ってました?俺は久々に認識しました・・・
しかし、高いのにも理由があります。図鑑やら絵本やらの児童書は
・ハードカバー
・でかい(この本はA4版)
・頑丈でやたら良い紙
という特徴があるためお金がかかるのです。と思って我慢して買ってます。
しかし、それでも2300円は高い気がします。

さて、それはとりあえず置いておいて絵に関してですが、深海生物の絵と言えばこの人でおなじみ、安心の北村先生です。上の画像でわかると思いますが。
実写的でいて、どこか温かみが感じられるような塗り方の北村先生の絵は児童書にも合いますね。
しかし、深海生物自体がグロテスクでもはやホラーな奴もいるため、子供が怖がりそうな予感も・・・
この本を幼稚園児とかに渡したら泣き出すのは確実。
親御さんは一緒に読んでやってあげてください。

◯総評
児童向けの深海生物の本というのは大変珍しいものです。この本の他には「深海生物大図鑑」しかありません。しかし、そちらは対象が小学生中学年~高学年という感じですし、何より中身がちょっと残念なので、今からお子さんに深海生物の英才教育を施そうとしている人は是非この本を手にとってみてはいかがでしょうか。
内容は、子供の立場に立ち辛いのではっきりとは言えないのですが、読みやすくて良いんじゃないかと思います。
基本的に絵中心なので、最悪文字読まなくて良いですし。入門にピッタリ。
(1月7日追記:児童向けの深海生物の本がこれと深海生物大図鑑しかないとか書いてますが、「深海の世界」とか「深海のなぞ」とか「深海の不思議な生物」とかがあることが発覚。すみませんでした。恥ずかしい。)

さて、散々児童書だからお子さんに読ませろという話をしてきましたが、では大人が読むのはどうなのか。
はっきりいうと、とてもじゃないですが大人が耐えるような作りではないです。値段も値段ですしページ少ないし。
そう、耐えられる作りではないのですが前述の通り、大判で、紙質が良いこの本は「北村先生の深海生物画集」としてはある程度優秀。
所狭しと深海生物が描かれていて、それが大きく!そして綺麗!それだけでも北村先生ファンとしてはたまらないものがありますよね!あります!
しかしその使い方にしては値段が高いのはどうしようもないのは事実。何でコストかかってるかは知りませんが、その点が残念です。
というわけで、そういうある意味上級者的使い方が出来、それにお金を払える人は、この本買ってもある程度幸せになれるんじゃないですかね・・・

俺は幸せです。

ちなみにオススメ度は大人が読んだ場合を基準にしてます。
辛口のくせに☆3つなのはここ見るような人はみんな上級者のはずだから。
英才教育予定のお子さんがいるなら
☆☆☆☆★
くらいかなと。値段が高い分減点。
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2013年01月06日 | | トラックバック:0 | コメント:2

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