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イカの恋

バレンタインは友人の野郎どもと仲良く過ごしました。悔いはありません。

大体、バレンタインさんが処刑された日なのですから、恋人達は涙を流しながら喪に服すと良いのです。



自分で書いてて空しい文ですね。


それはともかく、昨日ご紹介したえのすいショートムービー「恋する予備槽“コウイカたち”」

説明に書いてあると通り、精子の入ったカプセル、つまり精包をメスに渡している動画です。

「渡している」という言葉だと

「この精包。君が是非使ってくれないか。」

みたいな感じに聞こえますが、全くそんなことはありません。

精子の入った精包はメスの体の中に差し込まれた後、

そのメスの体の中で、オスが交接腕と呼ばれる腕を使ってカプセルをばらばらに分解して受精しやすいようにくっつけているのです。

使ってくれどころではなく、使えと言わんばかりに。

江ノ島水族館のページには「ずっとくっつき合うこと5分間。何を語りあったのでしょう」と書かれていますが、何の事はない、そのほとんどの時間はオスが精包を分解している時間なのです。

とにかくこの方法なら、メスが産卵するときにオスがその場にいなくても受精ができるわけですね。賢い方法です。


しかし、メスに精包をくっつけたからこれで自分の子孫はもう安心、というわけではなく、

精包をつけたオスとは別のオスがそのメスに交接するとき、もれなく前の男のカプセルを全部洗い流してくれるのです。その上で自分の精包を渡すことになります。

つまり、精包を渡したからといって確実に自分の子を産んでくれるとは限らないんですね。厳しいです。


今回のえのすいショートムービーでは、恐らくこの除去行動を行ってません。何故なら、5分しか交接してないから。

この除去行動、実際は6分くらいかかるらしいのです。ですので時間的に考えると精包がくっついてなかったので除去をしなかったとしか考えられないです。

でも、除去行動を省略できるのかは分からないので断定はできません。実際どうなんでしょ。


この除去行動については動物行動の映像データベースさんこのページで映像が見れます。

映像の、2匹がつながっているところから出ている、白い何かが精包ですね。

ちなみにこちらによると、交接のとき、例え自分がつけた精包だろうとなんだろうと精包があったら除去してしまうんだそうな。

疑り深いって悲しいッ!!




しかし、何が悲しくてバレンタインの翌日にイカの恋(というか交接)の話をせねばならないのでしょうか。

いや、好きでやってるんですけど。

2008年02月15日 | 軟体生物 | トラックバック:0 | コメント:0

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