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新種のウミウシとヴェリジャー幼生

新種のウミウシ:不思議な卵塊

新種のウミウシ:孵化間近の卵


new-sea-slug-discovered-egg-doily_26532_big.jpg




new-sea-slug-discovered-larvae_26533_big.jpg


(全部ナショナルジオグラフィックから)





新種のウミウシがカリフォルニア南部で見つかったそうです。

特に調査が難しい場所でもないような場所でも、まだまだ新種はいるのです。ロマンを感じますね。

しかも今回はいきなり産卵の様子までゲット。産卵の様子を観測できること自体、中々ないと思いますが、それを初発見の段階で観測できたんですから、恐ろしくグッドタイミングです。

彼にはウミウシの神が憑いてるね。女神ドーリス様が憑いてるよ。
(注:ウミウシの種類の一つ裸鰓目をドーリス目とも言って、その語源の女神だけど、別にウミウシの神ではないです。ウミウシの神は絶賛募集中です)



さて、既に孵化寸前の卵の写真までありますね。

見ればわかるとおり、全くウミウシの形をしていません。

そう、実はウミウシは生まれた時からウミウシの形ではなく、孵化したときはヴェリジャー幼生という形態なのです。

一応、例外的にヴェリジャー幼生にならなかったり、ヴェリジャー幼生からウミウシの形になった時点で孵化するやつもいますが、大体のウミウシはヴェリジャー幼生で大海原に旅立ちます。

その後、体内に蓄えられている栄養で育って、めでたくウミウシになると。ヴェリジャー幼生からウミウシへ名前も変わる。そう!ウミウシって実は出世魚だったんですよ!



出世魚はデタラメですが、それはともかく。



さて、孵化寸前の卵の写真を良く見ると、透明の膜みたいなものがあると思います。

2つの目玉のようなものの上部についているやつです。(右のやつは逆さなので下部にあります)

実はこの膜みたいなの、まだ透明で薄っぺらいですが、これでもちゃんとした貝殻なんですよ?

そしてこの貝殻は、ウミウシだとヴェリジャー幼生時代に大体捨てます。わざわざ貝殻作って生まれますが、捨てます。それをすてるなんて とんでもない! だけど捨てます。

では、何で貝殻なんか付けて生まれてくるのか。

それはウミウシは巻貝から進化しており、その名残として貝殻が付いているヴェリジャー幼生で生まれてきているのです。


実はこのヴェリジャー幼生。ウミウシだけじゃなくて、他の貝類も大体がこの形態で生まれてきます。

そしてもしこれが巻貝だったら、作った貝殻を無駄にせず、ちゃんと殻を付けたまま成長していくのです。

ウミウシは進化の過程で貝殻が不要になり、その姿は貝殻のかの字もないようなものが多いです。でも、生まれる形はまだ巻貝から進化しきれていないのです。

だから、わざわざ貝殻付けて生まれちゃうのは、彼らが巻貝から少しずつ進化したという証でもあるのです。





ちなみに俺も進化している人間なんですよ。なんていったって家族に似た顔が全くいないんですよ。これは進化して遺伝子になかった新しいタイプの顔を作成することに成功したのです!そうに違いありません!親の、性格的に駄目な部分は進化しても捨て切れなかったんですがね!ハハハ!

更にちなみに、うちの家族の中で「あんたは橋の下で拾ってきたのよ!」などの発言はタブー扱いです。理由は知りません。

・・・あれ?何か重い感じになっちゃったかな?ハハハ、ここ笑うところですよ。ハハハ・・・

2010年10月04日 | 軟体生物 | トラックバック:0 | コメント:0

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