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イカの子供が生まれるまで~オスの扱いが酷い編~

イカの赤ちゃん誕生の瞬間



(新江ノ島水族館の動画より)



鼻血が出るほど興奮する動画ですね!これを見て鼻血出さないやつは人間じゃないと言っても過言ではありません。

それはともかく、イカの孵化動画です。
種類は、説明にはコウイカって書いてますが、カミナリイカのはずです。
模様もカミナリイカのものっぽいですし、なによりちゃんとえのすいまで展示見に行ったんでね。
というわけで、カミナリイカの孵化シーンのはずです。

当たり前と言われるかもしれませんが、ちゃんとイカの姿で孵化してますね。
イカは一応貝類の遠い親戚に当たりますが、ウミウシのようにヴェリジャー幼生など形そのものが違う時期は過ごさないようです。(ヴェリジャー幼生について語った記事はこちら)

ちなみに卵の中にいる状態でも、ヴェリジャー幼生みたいな形は取らないらしいので、幼生においては貝類の名残はほとんどないですね。そういう意味ではイカに取って貝は遠い親戚どころの騒ぎじゃないのかもしれません。そのまんま御先祖様?

それにしても、孵化した直後でちゃんと泳ぐのはともかく、色の変化まで出来てるんですね。孵化直後から色変化の細胞が備わっていることが確認できる面白い動画です。


さて、この孵化までには実はイカたちは大変な思いをしております。
簡単にコウイカの受精までの道のりをまとめると

メスがフェロモン出す

オスが寄ってくる

メスが気に入らないオスは漏斗から出すジェット水流や墨で邪険に扱われる

気に入られたら、精子が詰まった精包をメスの体内に入れる。その際、入れる為に使った交接腕が千切れる

他のオスも寄ってくるので、しばしの間ボディーガード。この時、寄ってきた他のオスに負けてしまうヘタレの精包は、勝ったオスに全部洗い流される

メスと分かれた後は無事に卵を生むのを祈るだけ。生むまでに他のオスが寄ってきてメスが気を許してしまうと、そのオスが前のオスが渡した精包を全部洗い流してくれる

(以下洗い流しを繰り返し)

メスが産卵する気になる

じょうずに卵、産めましたー!


涙なしには語れませんね。こうやって、いろんな意味で選りすぐりのオスの遺伝子を持ってイカの子供は生まれるのです。
ちなみに、これはコウイカの交接の流れなので、他のイカは違う可能性はあります。まあ、ほとんど一緒なんでしょうけど。

そういえば、深海性のイカたちはどうなんでしょうね。まず出会い自体が少ないから、上記のような血で血を・・いや精包を精包で洗う争いはないのかもしれないですね。
深海性のイカなんかだと生態自体全然わかってないので、その辺りはまだ解明のかの字もないんでしょうけど。未来の研究に期待。

2011年03月31日 | 軟体生物 | トラックバック:0 | コメント:0

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