スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

--年--月--日 | スポンサー広告 | トラックバック:- | コメント:-

ソーフィッシュ!

絶滅危惧種ノコギリエイの生態

sawfish-snout-antenna-splits-prey_36594_big.jpg


 太平洋、大西洋、インド洋の熱帯から亜熱帯にかけて生息するノコギリエイ。生息域は広い範囲におよぶものの、全種とも絶滅が危惧されている。生態はこれまであまり知られていなかったが、“ノコギリ”の謎のひとつが明らかになった。

(ナショナルジオグラフィックより)





ノコギリエイの生態は良くわかっていません。
というのも、非常に観察しづらいというのが理由の一つとして挙げられます。
奴らは河口とかの無駄に濁った地域にいたり、他の要因の水流で無駄に濁った地域にいたりで写真すら撮るのが難しいのです。

そんな訳で生態の解明が進んでないのですが、やっぱり研究している人はいるので少しづつ分かることが増えているようですよ。

ナショジオの記事に書かれているのは大きく分けて
・ロレンチニ瓶(ナショジオではロレンチノ瓶)が下部ではなく上部に集まっている
・ノコギリは意外と強力
の2つですね。

さて、ロレンチニ瓶とは。
この器官はこのエイだけでなく、エイ全般、そしてサメ全般に付いているものです。
役割は一言で言うと「電気を感知できる」器官なんですね。
我々人類はもちろん、他の動物達も筋肉を動かすようなときは微弱な電気を流して動かしています。
この器官は、その体を流れる微弱な電気を感知して、獲物を捉えることが出来るという大変便利なものなのです!

しかし、欠点もあります。それは、電気自体が海の中で拡散しやすいこと。つまりは、相当近くじゃないと電気を感知することなんか出来やしないのです。
大体数十センチが関の山ってところですね。
なので、この器官は獲物の探索に使う、というよりはトドメの時に逃がさないように使うというような説が一般的みたいです。

ちなみに、ロレンチニ瓶という名前は、発見したロレンチーニさんと、器官の形がまるで瓶みたいな形の穴をしている、ということから来てます。

話を元に戻しましょう。
ノコギリエイはそのロレンチニ瓶が下側ではなく上側についていることがわかったみたいです。
これにどんな意味があるのか。
通常、サメもエイもロレンチニ瓶は下側にあります。それは、砂の中に潜む動物を探すのに役に立つというのと、特にエイですが、目では見えない下側をサポートするという役割があるためでしょう。
しかし、ノコギリエイは上にある。これが一つユニークな点ですね。


そして、ノコギリエイの最も特徴的なそのノコギリの吻(ふん)です。
これは何に使うのかというと、そのまま武器として使えるようですよ。

ノコギリエイが吻を水平方向に振り回すだけで、自分より小さな魚を真っぷたつにできることを観察したという。


とのことです。ノコギリエイさんカッコイイな!真っ二つって!
今までてっきり飾りだと思ってました。すみません。


というわけでこの二つの特徴、上側にあるロレンチニ瓶とノコギリを使って、ハンティングをしているようですね。
中々理に海底に住んでおきながら、海底のものではなく水中に浮かぶものを狙うその生態的な戦略が面白いです。

そんなノコギリエイも食用の為に捕獲されたりして絶滅の危機に・・・ってサメもそんなこと言ってましたね。
軟骨魚類は保護されない運命にあるのでしょうか。悲しすぎる。


ちなみに、ノコギリザメってのもいるんですが別物です。ノコギリエイに比べると
・小さい
・エラが上側
・ヒゲがある
・ノコギリの歯が生え変わる
って差があります。一番わかり易いのはエラですね。
そもそも、サメとエイの違いはエラが上と下どちらにあるのか、というのでほとんどがわかります。
上にあるのがサメ。
下にあるのがエイ。
と覚えましょう。きっといつか役に立ちますよ。水族館でひけらかしてどん引きされる用の知識として。

2011年06月28日 | その他ニュース | トラックバック:0 | コメント:0

コメント


コメントの投稿







管理者にだけ公開する


トラックバック

トラックバックURL
http://aplysia.blog67.fc2.com/tb.php/635-343fb437

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。